投資をする上で、複利について理解することは重要です。複利について簡単に説明します。
複利で運用
100万円を年利10%(過去50年のS&P500の平均年利)で10年運用する。(小数点以下四捨五入)
年数 1年目 2年目 3年目 4年目 5年目 6年目 7年目 8年目 9年目 10年目
資産(万円) 100 110 121 133 146 161 177 195 215 237
2年目には10万円増えています。2年目から3年目にかけては11万円増えています。3年目から4年目にかけては12万円増えています。
投資を継続すればするほど資産が雪だるま式で増えていくのが分かります。これは利益が再投資され、資産が増えることにより、さらに翌年の利益が増えるという好循環によるものです。
投資で複利効果を得るためには
①長期投資をする
上の表から投資する期間が長くなるほど、資産が雪だるま式に増えていることが分かりました。そこでなるべく投資を早く始める事が重要になります。まだ投資をされてない方はすぐに投資をすることを検討して欲しいです。
②分配金(配当金)を再投資する
投資信託であれば「分配金受取型」と「分配金再投資型」の2種類があります。「分配金再投資型」であれば自動で分配金が再投資されるので複利の恩恵が受けられます。
個別株などの配当金がでる銘柄は配当金がそのまま銀行などに振り込まれるので、自分で再投資する必要があります。
③新NISAを活用する
NISA口座での運用益には税金がかかりません。投資信託の分配金にも非課税ですので複利の恩恵を受けやすいと言えます。さらに新NISAで買える商品は金融庁が厳選した商品ですので安心して購入できます。特にインデックスファンドで指数などに連動する商品がおススメです。
まとめ
複利の恩恵を受ける為には新NISAでインデックスファンドに長期で投資する。
投資信託は「分配金再投資型」を選ぶ