投資を始める時に「買った時より下がったら嫌だな」と思っている人は多いと思います。結論から言いますと、S&P500(全世界)の長期投資において暴落は怖くなく、むしろチャンスと捉えることもできます。理由は大きく2点あります。
①過去暴落があっても必ず最高値を更新している
(引用マネックス証券)
上のチャートから分かるように、2000年から2003年にかけてITバブル崩壊、2008年から2009年にかけてリーマンショック、2020年のコロナショックで暴落がありましたが全てにおいて暴落前の高値を更新しています。過去の歴史から暴落してもS&P500指数は長期的にみれば上がり続けていることが分かります。
②暴落後安い時に買えば資産拡大が加速する
(例1)A指数連動の投資信託を100万円購入して1年後2倍になった。(100×2=200万円)
(例2)A指数連動の投資信託が3か月後暴落で2分の1になった時に100万円購入して1年後2倍になった(購入時の4倍)になった。(100×4=400万円)
わかりやすく簡単な数値で考えてみましたが、暴落時に買えば資産が拡大することが分かったと思います。
暴落時の対策
「暴落なんか読めないよ」という意見があると思います。筆者のおススメは、毎月決まった金額で積立投資をしつつ、暴落した時用の現金を十分に持っておくことです。間違っても暴落時に売ることは避けましょう。暴落は買いです。投資の神様と言われているバフェット氏も「他人が貪欲になっているときは恐る恐る。周りが怖がっているときは貪欲に」と言っています。長期投資においては暴落はチャンスと考えよう。
まとめ
・米国株は暴落がきても長期的には右肩上がり
・暴落用に現金を用意しておく
・長期投資において暴落はむしろチャンス
※投資はあくまで自己責任でお願いします